Dokusho.org
問い合わせ先=
〒171-0031 東京都豊島区目白3-21-6-101
電話:03-3950-5260
ファックス:03-5988-9161
info@dokusho.org
バリアフリー資料リソースセンター(BRC)は、「出版社」と「本をそのままの状態で利用することが困難な読者」との橋渡しをおこなう第三者機関として、2005年10月5日に発足したNPO法人です。
バリアフリー資料リソースセンター(以下、BRC)では、2009年秋から次のような事業を開始するための準備や調査研究を進めています。
■市販されている本をそのまま読めない・読みにくい人のために、「データ」を提供する事業
視覚障害者を中心に、
「データを活用した読書」が広がってきています。
すべての書籍が電子化され、購入あるいは貸し出しされる状況になれば、ハードルは低くなりますが、現状では、つぎのような問題点が指摘できます。
・販売されている電子本の種類が限られている。また、さまざまなフォーマットが採用されていて、まだ十分なアクセシビリティが確保されていない。
・図書館では、電子本を貸し出しているところがきわめて少ない。
そこで、日常的に「データを活用した読書」をしている視覚障害者は、自分でスキャニングしてOCR処理したうえで、いったんテキストデータを作成し、それを音声読み上げしたり、拡大したりして読書しています。しかし、これではかなりの手間がかかりますし、自分で校正するのが困難であるという問題があり、学習や研究、仕事などで利用する人にとっては、つねに不安がつきまといます。(OCRソフトの精度はかなり上がってきていますが、仮に99%の精度があるとしても、100文字に1文字は間違うわけで、本全体ではかなりの誤植が発生してしまうわけです)
BRCは、「データを活用した読書」をより一層普及するために、著作権者・出版社の許諾を得たうえで、アクセシビリティが確保されたデータ(テキストデータなど)を提供します。データの提供にあたっては、BRCに登録している「読書サポーター」によるOCR入力・校正・データ編集といった作業を行います。(出版社のご好意により、データの提供を受けた場合は、データ編集作業のみ)
なお、BRCからデータの提供を受け、「データを活用した読書」をする人は、原則として、原本を1冊購入することを条件としています。
※2007年は、OCR入力・校正・データ編集に関する「マニュアル検討委員会」を随時開催し、2008年春ごろまでに「マニュアル」を制作します。
■「読みにくさ」を抱えている読者の潜在的なニーズを調査研究する事業
読書に障害を感じている人としてもっともイメージしやすいのは、全盲の視覚障害者だと思います。
しかし、それ以外にも、ロービジョン(低視力)、肢体不自由、学習障害、発達障害、聴覚障害など、なんらかの「読みにくさ」を感じている人は決して少なくありません。
BRCでは、そうした多様な読者の潜在的なニーズを掘り起こしていくことによって、「データを活用した読書」のバリエーションを研究し、実用的なノウハウの提供につなげていきたいと思います。
※2007年〜2008年にかけて、さまざまな障害のある読者を対象とした「モニター調査」などを実施する予定です。
※モニター調査を土台として、将来的に「読書支援コーディネーター養成講座」(仮称)などのコンテンツを提供していく予定です。
*設立趣意書はこちらをごらんください。
*理事一覧はこちらをごらんください。
*定款はこちらをごらんください。
*読書サポーターについての説明はこちらをごらんください。